節目で患いやすい風邪と医療の進展への期待

社会生活をしていると節目というのに何度も遭遇することになります。季節の移り変わりによる春夏秋冬の節目もさることながら、子供の頃から生活習慣が変わるようなイベントが多数あります。入学や卒業、就職や転勤、結婚や出産などの様々なライフイベントが起こるたびに、それまで日常的に行ってきた習慣を変えて新しい環境に身体を合わせていかなければならなくなります。そういった節目には健康の維持のために意識的にあるいは自然に行われてきた習慣が失われることがあり、それによって体調を崩しやすくなる傾向があります。体力的にあるいは精神的にも負担が大きく、それによって外的に対する抵抗力が下がりやすいことも影響しているとされています。
そういった節目でよく患うのが風邪です。風邪をひくだけなら大したことはないと考えられがちですが、万病の元とも言うようにそれによる体力の低下が他の疾患につながってしまったり、それ自体で命の危険を伴うことすらある病気であるということは認識が必要なことです。医療が発達した今日においても自己治療による風邪の治療は難しく、医療機関を受診しなければならなくなる場合もあります。一般に売られている総合感冒薬は治療をもたらすのではなく、症状を抑えるだけの薬だからです。風邪は一つの病気としてとらえられがちですが、共通した症状を発症する多様な形のウイルス感染の総称であることからそれに総合的に効果のある薬の開発も難しいのです。そのため、医療機関に行って原因を特定できれば治療を行うことは可能ですが、自己治療においては対症療法が限界となっています。今後の医療の進展によって自己治療が可能になれば生活はより楽になっていくでしょう。

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